人材育成に力を入れている『たかしん』では、新入職員は内勤の預金係や融資係からキャリアをスタートします。私の場合は、預金係に配属になりました。窓口の後方で窓口係が承った用件を実際に処理する業務です。当然、業務に関する知識やスキルは、イチから学ぶことになりましたが、すぐ横に同じ業務をしている先輩職員がいて丁寧に教えてもらえたので、着実にスキルを身に付けることができたのです。ときには、確認不足からミスをすることもありました。でも、先輩から「失敗は成長の糧。大切なのは同じミスをしないこと」とフォローを受け、乗り切ることができました。こうして常に前向きに仕事に取り組める環境になっていることも、『たかしん』の大きな魅力です。

預金係として経験を積み、窓口係になったのは1年目の年明けからです。基本的な業務スキルを身に付けたとはいえ、初めは用件を正しく承ることだけで精一杯という状況でした。それでも、先輩や地域のお客様に支えていただき、徐々に窓口業務にも慣れることができました。単にご用件を承るだけでなく、世間話や資産運用のことなども話せるようになっていったのです。もちろん、窓口係としての経験が浅いので、課題も少なくありません。特に、預金以外の金融商品の知識はまだまだ不足しています。今後のキャリアアップを考えると、こうした金融商品に関する知識も深め、お客様の資産運用のご相談にも的確なアドバイスができるようになりたいと思っています。