父親に子どもの頃から「将来は『たかしん』で活躍してほしい」と言われて育つ。高校では、空手部に入り、国体の代表選手にも選ばれた。空手で培った忍耐力と精神力を武器に入庫し、順調にキャリアアップを重ねている。
小さい頃から父に「将来は『たかしん』」と言われて育ったので、入庫するのは必然でした。入庫後は半年で営業係になり、一貫して営業畑を歩んできましたが、実感しているのは、先輩はもちろんのこと、地域のお客さまに育てていただいたことですね。経験不足からご迷惑をおかけすることも少なくなかったにもかかわらず、先人たちが築いてきた『たかしん』への信頼から温かく見守っていただけたのです。
だから仕事のモットーは「お世話になったお客さまに恩返しすること」。お客さまの困りごとに対して、ときには家族のように一緒に悩み、答えを見つけるように努めてきました。結果として、他店への異動のあいさつでお客さまから「お世話になりました」と言っていただけると、『たかしん』に入庫して本当に良かったと思います。
現在は、支店で支店長に次ぐポジションとなる「次長」を務めています。役割としては、支店長が存分に手腕を発揮できる店内環境を構築・維持することや、預金、融資、営業の各担当者および支店長代理のフォローを行い、業務を円滑に進めることになります。重責ですが、相手の立場になって一緒に答えを見つけていく仕事のスタンスは変わりません。そうした姿勢が、お客さまはもちろん、一緒に働く職員からも信頼されることにつながっていくのです。
実際、次長として前橋南支店に戻ってきたとき、お客さまや職員から「お帰りなさい」と声を掛けていただけたのは、その成果と言えるでしょう。今後も、こうした仕事の取り組みに磨きをかけるとともに、支店ひとつをマネジメントできる経営ノウハウを身に付け、さらにキャリアアップしていきたいと思っています。
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1992年4月
入庫。中居支店に配属になり、半年間、預金係で経験を積み、営業係に。
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1996年10月
新前橋支店に異動。主に営業係として活躍する。
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2000年2月
井野支店に異動。やはり営業係としてキャリアを積む。
その後、倉賀野支店、貝沢支店を経験。 -
2009年4月
貝沢支店で支店長代理に昇格。営業部門を担当する。
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2010年4月
前橋南支店に異動。希望して融資担当代理の経験も積む。
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2015年3月
飯塚支店を経て、前橋南支店に次長としてカムバック。後輩の育成に注力。
『たかしん』には、私が実感したように先人たちが築いてきた100年におよぶ地域からの信頼があります。この信頼は、仕事をしていく上で非常に大きな財産であり、信頼に報いる仕事を心掛けてほしいと思います。